数理解析研究所講究録別冊第53号 本文442ページ.
RIMS Kokyuroku Bessatsu B53
２０１３年１２月に京都大学数理解析研究所で開催された研究集会「代数的整数論とその周辺」の講演者による査読付きの論文集である。l進コホモロジー、p進コホモロジー、数論的体上の多様体の有理点やChow群、岩澤理論、保型表現や保型L函数、多重ゼータ値など、 整数論に関連した幅広い分野にわたる個別の研究成果についての1７編の論文に加え、p進ソリトン理論、前田予想、計算機数論、Goldbach予想、Stark予想、p進局所Langlands対応(2編)に関する7編の入門的な概説論文が収められている。整数論の最新の進展状況を知るのに役立つ文献となっている。
数理解析研究所講究録別冊第54号 本文98ページ
.RIMS Kokyuroku Bessatsu B54
（和文）
この講究録別冊は，形状モデリングの現実問題への応用を目的として2014年5月に京都大学数理解析研究所において開催された共同研究「連続体のトポロジー最適化理論の現実問題への応用」の報告集である．K. Matsue，N. Yamanaka，T. Nakazawa，S. Yanase，E. Katamineといった数学・物理・工学を専門とする方々から寄稿された論文6編を収録している．論じられているテーマは，形状モデリングを基礎として渋滞学，機械工学，臨床工学，材料科学への応用や，精度保証付き計算まで多岐に亘っている．
（英文）
This volume is the Proceedings of the Conference "Topology optimization theory and applications toward wide fields of natural sciences" for the aim to discuss some applications of a shape optimization problem toward wide fields of natural sciences, held at RIMS, Kyoto Univ. in May, 2014. It contains contributions (6 papers in total) written by researchers from mathematics, physics, industry such as K. Matue，N. Yamanaka，T. Nakazawa，S. Yanase，E. Katamine. For example, applications toward not only Jamology, engineering, medical science, material science but also numerical verification method.